子育てたぬきン

2018年11月に息子が生まれた新米ママたぬきンの育児記録!

【出産後】産後入院〜退院まで

11月25日 午前7時06分 

予定日よりも早く息子が誕生しました。

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【産後0日】

出産当日のことを産後0日と言います。

分娩台にて2時間待機の後、入院する部屋へ通されました。

この移動の際、どうしてもトイレがしたくてトイレに寄らせてもらったら、産後に尿意を感じにくくなるのが普通だそうで、とても驚かれました。

出産直後から、とにかく身体中痛い!特に尾てい骨あたりが、骨ずれまくってるのでは!?と思うくらい痛かったです。

息子は、私が妊娠糖尿病になったせいで、低血糖になってしまいました。

私自身の体も興奮が治らず発熱で、この日は新生児室預かりで看護師さんたちが見てくれることになりました。

息子を産んで、はじめての授乳時間には、看護師さんからの授乳方法のコツなどを教えて頂きました。

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【産後1日目】

本日も息子は低血糖気味のため別室。

本来は私の出産した病院では、1日目は就寝時間以外母子同室になるそうです。

私も午前中には、トイレで貧血でふらふらしていたため、その状態だと同室できないのだそうで、授乳時間だけ息子が私のところへ来ました。

授乳時間のあと、後陣痛が酷くダウン。

体の痛みは徐々に良くなっていますが、まだおまたの辺りが痛くて座れない。

円座を貸し出ししてくれたので、借りて使ってみましたが、うーむ。正座の方がちょっと楽??

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【産後2日目】

ほかの子たちと1日ずれて同室スタート!

しかし、就寝時間は新生児室にいくのだそう。

大部屋だったので、ほかにも母子がいたのですが、ほかの子がどんだけ大泣きしても、すやすや熟睡している息子。逆に心配になってしまいました。

夜、胸が岩のように硬くなり、さらに熱を持っていて寝られなくなり、専用の冷やすパッドを借りて寝ました。

そもそも病室自体が、一緒に過ごす子どもために高めの設定温度になっているので、大人の私たちからすると少し暑かったです。

そこに胸が張って熱を持ったため、夜中には保冷まくらまでお借りすることに...

入院中に一番辛かった夜でした。

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【産後3日目】

仕事が忙しく、同室になってから来られなかった主人が来て、初めて息子を抱っこしました。

新生児の生理的微笑なのでしょうが、主人が抱っこした瞬間に息子が微笑んで、とっても可愛かったです。

今日から夜も同室なので、ついつい息子を見つめてしまって、寝るのを忘れてしまいました笑

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【産後4日目】

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黄疸の値が高くなってしまったため、別室で光線治療をすることになった息子。

男の子は黄疸が強くなることがよくあるそう。でも、しっかりと治療すればちゃんと治ります。

光線治療では、青いライトにオムツ以外裸んぼで当たることになります。その青いライトが強くて目に悪いので遮光の目隠しテープをつけることになりました。

その姿がとてもつらくて、私がしっかり産んであげられなかったから、低血糖や黄疸になってしまったのではないかと悩みました。

次の日のお昼には退院予定だったので、夕飯が出産.退院のお祝い膳だったのですが、息子がそんな状態のこともあり、一人涙が止まらないままご飯を無理やり口に詰め込んでいました。

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【産後5日目】

本来は息子と一緒に退院の予定でしたが、前日黄疸の値が高く、光線治療をしたため、今日は一日様子をみて、明日の黄疸の値によって退院になりました。

明日の午前中には病院から退院できるのか連絡が来るそうで、それを待つことになりました。

退院後は、早産でまだ揃えることができていなかったアイテムを買いに西松屋へ行きました。

明日退院できることを信じて、車にチャイルドシートも付けました。

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【産後6日目】

無事息子の退院が決定!

両親と息子をお迎えに行って、その後里帰り先にきた義両親とみんなでお祝いをしました。

夕方ごろに主人もきて、はじめてのオムツ替えとミルクに挑戦していました。こうやって少しずつ親子になっていくのかな?と暖かい気持ちで満たされました。

 

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息子は、低血糖だったことと黄疸が強くでたことで、入院治療扱いになりました。

そのため、退院後に入院費などを手続きして一部補助してもらうことができました。

入院治療扱いの場合の費用については、都道府県または市町村で補助、サポートしてくれる場合があるため、確認しておくことをおすすめします。

 

【出産】入院時に必要なもの

産後の話をする前に、入院時に必要なものやあった方が良いもののお話。

私自身息子が1人目の子で、さんざんいろいろなサイトなどを見て、入院セットを用意しました。参考にぜひ♪

 

 

<病院から貰えたもの>

①入院セット

  • ティッシュペーパー
  • スリッパ
  • コップ・湯呑み
  • ヘアブラシ
  • はし・フォーク・スプーン
  • 歯ブラシ・歯磨き粉
  • シャンプー・リンス(5日分)
  • パジャマ・バスタオル・ハンドタオル(貸出)

②お産セット

  • お産ナプキンS・M・L(産褥ナプキンのこと)
  • 産褥ショーツ
  • ベビー用おしりふき
  • ベビー用おむつ

病院によっていただけるものは異なりますが、貸出の品以外は退院時に持ち替えることができます。ほとんどのものがそろっていてとても助かりました。

<病院から用意するように言われたもの> 

①入院時

  • 産褥ショーツ(2~3枚・もしもの時の替え分含)
  • 授乳用ブラジャー(2~3枚・ワイヤーのないタイプ)
  • 母乳パッド 10枚
  • お産ナプキン(M)1個
  • 洗顔せっけん
  • 秒針付き時計
  • 母子手帳
  • 診察券
  • 保険証
  • 先天性代謝異常検査票

②退院時

  • 赤ちゃんの着替え一式(肌着・ベビードレス)
  • おくるみ
  • 布おむつor紙おむつ 2枚

③あった方が便利

  • リップクリーム
  • アゴ
  • カーディガン
  • 靴下

 

 

<聞きなれないけど大切な入院アイテム>

入院セットを用意するのに、聞きなれないアイテムがいつくかあると思います。個人的なおすすめとともにどんなアイテムなのか紹介します。

①産褥ショーツ・お産ナプキン

 

 出産時の陣痛の話などは割とよく聞くと思います。産後に訪れる後陣痛などの話ってあまり聞きませんよね。(母親学級でそれとなく聞くくらいかも?)

出産直後から子宮がが元の状態に戻るために、生理の血に似たもの「悪露(おろ)」というものが排出されます。出産直後~産後1ヵ月くらいの間ずっと続きます。

この悪露が排出されるときに必要になるのがお産ナプキンです。そして、入院中は悪露の状態を看護師さんが確認するのですが、そのときにいちいちパンツを脱がなくても済むように、おまた部分がマジックテープで開閉できるのが産褥ショーツです。

どちらも悪露の間に使うことになる大切なものです。とくにナプキンは生理用のものとは少し異なるため、しっかり専用のものを買うことをおすすめします!

 

②授乳用ブラジャー

 

産後入院中は、多くの場合「母乳+ミルク」の混合育児になります。母乳がまだ、あまり出ていないお母さんのために、ミルクも飲ませることで、子どもの成長の手助けをします。この母乳の際にとても便利なのが授乳用ブラジャー。ノンワイヤータイプのものが個人的にはおすすめです。授乳ブラジャーには、前開きのタイプと横開きのタイプがありますが、前開きタイプのものだと急な夜泣きに片手で対応できたり便利ですよ♪

 

③母乳パッド

 

母乳が出るようになってきたら必要なのが母乳パッド。母乳って出るようになると、ブラジャーが湿っちゃうくらいの勢いで出てくるのだそうです。ブラジャーにしみてしまったり、汚れたままにしておくと雑菌が増え、においも気になります。そこで、ブラジャーのカップ部分に母乳パッドを付けて、染みたり汚れたらすぐに交換しましょう。洗って繰り返し使えるタイプもありますが、個人的には気になったらすぐに交換して、捨てられる使い捨てタイプがおすすめです。

ただ、私実は途中から母乳がほとんど出ていない状態になって、完全ミルク育児に切り替えた為、大量に買った母乳パッドを余らせるという事態に陥りました。自身の母乳の状態を見ながら、大量買いはしない方が良いかもしれませんね。

 

<実際に持って行って便利だったアイテム>

病院から指定はありませんが、持って行って便利だったアイテム。なくてもいいけど、あった方が便利な気がします。

①長めの携帯充電コード

生まれたばかりの可愛い我が子の写真を撮っていたら充電が切れた!充電しようと思ったら、コンセントがベッドの頭の上でコードが届かない!ということが多々あります。実際私の入院した部屋も、使用可能なコンセントは1か所。しかも少し高めの場所でした。普段から長めの充電コードを使用していたので、難を逃れましたが、短めのコードを使っている方は購入を考えても良いかもしれません。

 

②ペットボトル用ストローキャップ

これまで出産をしてきたたくさんの先輩ママさんたちの多くに、絶大な支持を得ているのがこのペットボトル用ストローキャップです。私も、とあるブログで先輩ママさんが紹介しているのを半信半疑で購入、入院時に持っていきましたが、これは便利!次回の出産時にも絶対に持っていきます!というのも、出産前~直後って体を動かせないor動かしたくない場面が多々あるんです。例えば陣痛に耐えているとき、耐えられる姿勢を探してその体制になっているのに、喉が渇いて仕方ない。けど、体を起こさないと飲み物が飲めない!出産直後、どこが痛いのか分からないけど、とにかく全身痛い!起き上がるなんてもってのほか!そんな時に、ペットボトル用ストローキャップがあれば、その体制のまま飲み物を飲むことができます。

ちなみに私は分娩室でも麦茶を手放せず、主人にこのキャップを付けた麦茶を持ってもらいながら水分補給をしました笑

 

③基礎化粧品セット

産後もしっかりスキンケアを行いたいですよね。普段から使っている基礎化粧品すべてを持っていくと大変な荷物になってしまいます。入院はよほどのことがない限り5~7日程度です。そのため、トラベル用の基礎化粧品セットを持っていくと非常に便利です。退院時にメイクをしっかりして退院したい方は、一緒に最低限のメイク道具を持っていきましょう♪

私は、眉毛だけ書いてマスクして退院後即帰宅しました笑

 

④少し大きめのトートバッグ

退院時、病院から色々なものをいただきます。例えば、入院時に使いかけのオムツやおしりふき、他にも試供品のミルクや内祝いのカタログなど。入院セットを大きな袋で用意していて、頂いたものを仕舞うことができるなら良いですが、折りたためる少し大きめのトートバッグかエコバッグを持っていくとなにかと便利です!

 

<おまけ│持っていけば良かったアイテム>

旅行用のお風呂セット・シャンプーセット

 病院からシャンプー・リンスは頂けたのですが、とってもごわごわになるし、髪の毛が固くなってしまいました。ボディソープは良い感じだったのですが、あかすりなどは病院にないため、すこし固めのハンドタオルで代用。正直そのあたりは入院アイテムという考えがなかったため、次回は持っていこうと心に決めています。

 

 

 

 

【出産当日】急な破水と早産②

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陣痛?らしき強めの生理痛のような痛みは、時間が経つごとにはっきりとした痛みに変わってきました。

 

11月25日 朝4時00分ー

はっきりとした痛みが10分間隔の陣痛になり、家族へ連絡を取るように言われ、30分程で両親と主人、弟が揃ってきてくれました。

陣痛室には実母か主人のどちらかしか入ることが出来ないため、2人が交互にきて声をかけてくれました。

痛みが増してきてからは、主人がずっと支えてくれていました。

 

6時00分ー

陣痛の痛みの種類?感覚?が先程までとは違う痛みに変わってきました。

激しい生理痛のような痛みから、腰が勢いよく浮き上がるような痛みへ変わり、そのタイミングでいきみたい気持ちが高まってきました。

つい10分前に子宮口が開いてるか確認された時には、まだだねー。なんて言っていた助産師さんを再び呼び、

「絶対もう全開だから!いきみたさやばいから!お願いだから確認して下さい!」

と子宮口を確認してもらうと全開に!!

すぐに分娩台へ移動しました。

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6時30分ー

いきみ感がどんどん増してきました。

元々立会の予定ではなかったのですが、陣痛の痛みを主人に支えられていた私。

そのまま流れで立ち会い出産になりました。

 

とにかく背中?腰?の辺りが痛くて仕方なく、主人に押してもらったり、喉が渇きすぎて麦茶を飲ませてもらったりしました。

また別記事で詳しく書きますが、この時に先人たちのブログなどに必須!と書いてあったペットボトルに付けるストローキャップが非常に大活躍!!

次回の出産時にも絶対持って行こう!と思いました。

 

いきみたい気持ちが最大の時に、一気に息を吸い込んで、お尻の穴の近くに力を入れるようにいきむ!

そしてそのいきみの波が去ったら、いきみのがしとして集中して深呼吸をする!

 

というのを何度か繰り返しました。

いきみのがしの深呼吸の際に、息を吐く時には思いっきり痛いよーーー!!と叫ぶのが個人的にはオススメです。

色々言いたいことやら叫びたいこともありましたが、痛いという言葉に全てを込めて叫ぶとなんとなく落ち着けました笑

 

途中、主人が気分を紛らわしてくれようとして、色々話しかけてくれたのですが、 

「今、その冗談に反応できる余裕がない!」とバッサリ!

それを見た助産師さんには

「今の状態で、そういう会話ができるのはすごいよ(笑) たぬきンさん、痛みに強いねー」

と笑われてしまいました(照)

 

確かに、陣痛の変化や状況の変化をしっかりと覚えているし、日記に書きたいからと時計も見て時刻もしっかり覚えてたし....

でも本人的にはすごーく痛かったんだけどな...

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6時40分ー

頭が見え始めた辺りで夜間担当の先生が登場!

このまま行くと裂けてしまうかもしれないからと「会陰切開」を行うことになりました。

 

色々な人が、会陰切開の痛みより陣痛の痛みの方が強いから分からなかったと言っていましたが、私ははっきりと分かりました ....

 

陣痛の痛みと会陰切開の痛みの種類が全くの別物だったからか、ハサミ?で切られた時のパチン!という音や痛みを、頭の中で少しだけ残っていた冷静な部分がしっかりと感じていました。

もう普通に痛かったです。

 

しかし、そのおかげか2〜3回いきんだところで、頭は殆ど出てくれて、最後の難関である肩が出るだけ!!

 

ただひたすらに

「もうちょっと!もうちょっと!」と呪文のように繰り返し唱えていました。

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7時06分ー

2730g49cmで、無事に息子が誕生しました。

息子が「母ちゃん!今いきんで!」というアピールが上手な子だったおかげで、安産のスピード出産でした。

 

産まれましたよー。とお腹に乗せられた息子は、早産だからなのか分かりませんが、想像よりもとっても小さかったです。

 

息子は一旦別室で綺麗にしてもらい、その間に私は会陰切開の部分を縫ってもらいました。

産まれた後だということもあってか、縫っている間も普通に痛かったです。

 

綺麗にしてもらってタオルに包まれた息子と対面したときに、一気に産んだ実感が湧き、主人にずっと「産めたよー。産まれたねー。」と言っていました。

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産後は分娩台で2時間待機とのことで、主人以外の家族は一時帰宅。

ちょうど病院の朝食の時間になったため、私は分娩台の上で朝食を食べることになりました。

 

しかし、一気に集中力が切れたのか、人生で初めて食べながら寝てしまいました。

 

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息子は、生産期に入る2日前の誕生だったため「早産児」と呼ばれることになりました。

予定日よりも23日も早く生まれてきた息子。

殆どの身体の機能は出来上がっていましたが、やはり予定よりずっと早いことで、これから成長していくはずだった小さな未熟な部分もありました。

 

さらに、私が妊娠糖尿病であったため、生まれてすぐに息子は「低血糖」と診断され、誕生したその日は新生児室預かりになりました。

 

私がもっとしっかりと自分を管理できていたら...  

妊娠糖尿病にならなかったら...

息子が早産や低血糖になることはなかったのではないか....

ただひたすらに小さな息子に申し訳なくて、それ以上に、そんな私のところに産まれてきてくれた息子にありがとうという気持ちが溢れた日になりました。

 

きっとこれからどんなに大きくなったとしても、このあとに息子の兄弟が生まれたとしても、今日この日の感動や気持ちは絶対に忘れることはないでしょう。

 

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【出産】入院時に必要なものに続く

 

【出産当日】急な破水と早産①

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NST異常があったため、予定外の健診を受けることになった前日。私は勤労感謝の日でお休みだった実父と気分転換に近所に散歩に行きました。

まさかこの日が産前最後の外出になるなんて思っても居なかった私は、散歩をするように言われていたのでその時に羽織れるコートを買ってもらったり、久々に娘であることを満喫して過ごしました。

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そんな娘を満喫した翌日。

NSTも健診も異常なく、子供の成長を確認することができたので、これからインフルエンザなどが流行り始めて、中々会いに行けなくなるかもしれない為、介護施設にお世話になっている祖父母に両親と一緒に会いに行きました。

祖母にお腹を撫でられて、それに返事するかのようにお腹をけった子供。

今度は生まれて落ち着いたら会いに来るねー!なんて話をして帰宅しました。

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帰宅後、なんだか体が疲れていた為、お昼寝をすることにしました。

 

17時30分ー

妊娠後期に入り、やたらと膀胱が刺激されるのか、やたらとトイレが近くて、お昼寝の時も寝ていて尿意を感じてトイレに立ちました。

 

 

パチンッ!!

 

ベッドから立ち上がると同時にまるで手首にかけた輪ゴムを引っ張って弾いた時のような軽いパチンッという音がして、直後お股のあたりを生暖かい水が垂れているのを感じました。

 

は...破水!?!?!?!?!?!?

 

頭の中は大混乱です。なにせ先ほど健診に行って順調だと言われたばかりだし、なにより予定日よりも24日も早い段階の破水です。

本当に破水なのか、破水は意識とは別で止めることができないと言っていた気がする。

そして、その通り意識しても止められない....

 

とりあえず病院へ破水した可能性があることを連絡して、両親に病院へ連れて行ってもらいました。

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18時00分ー

病院へ着くと、すぐさま車椅子に乗せられ、産科病棟へ向かうことになりました。

途中、この生暖かい水が破水なのかを確認するための検査を行いました。

検査結果、間違いなく破水だということで、陣痛室という部屋に通されました。

入院服に着替えて、破水がまだまだら止まらないため、産褥パッドLサイズを当てて過ごすことになりました。

 

まだ陣痛が起きていない状態での破水のため、菌などから体を守るために抗生剤?の点滴を打ちました。

私自身、幼い頃から注射や点滴を受けることが多々あってのですが、この時の点滴の針の太いこと太いこと...

この記事を書いているのが産後2ヶ月ごろなのですが、この点滴の針の跡だけはしっかりと残っています笑

 

左手には点滴、お腹にはNSTをつけて、陣痛が来るまで待機することになりました。

予定日よりも随分と早いことでNSTの状態や私の状態次第では、緊急帝王切開になる可能性もあると言われました。

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19時00分ー 

陣痛が来る気配がまるでないため、NSTを一度外し、ご飯を食べることになりました。

病院のご飯には間に合わなかったため、父が近くでサンドイッチやお弁当などを買ってきてくれました。

仕事が終わって、義兄と出かけていた主人も駆けつけてくれていて、両親と主人、弟と一緒にご飯を食べました。

 

20時00分ー

再度NSTを装着。初産婦だから、陣痛きて生まれるとしても明日のお昼頃かな??と助産師さんから声をかけられました。

破水から陣痛まで、随分と時間が開くんだなあ〜。なんて呑気な私。

 

陣痛も来ないし、両親や主人、弟たちは一度里帰り先の実家へ帰宅。

私は出産に備えて寝たほうが良いと言われましたが、なにせお昼寝のあと...

寝られるはずもなく、携帯に破水から現在までの記録をメモしていました。

 

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22時00分ー

なんとなく生理痛に近い痛みを感じ始めました。

あー、これがだんだんと強くなって、時間感覚も短くなると陣痛なんだなと分かる感じの痛みでした。

全然耐えられる痛みだし、なんなら歩いてトイレも行けたため、この頃の私は少し余裕ぶっていました。

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【出産当日】急な破水と早産②に続く

 

 

 

【妊娠後期】妊娠10ヶ月

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【妊娠後期とは】
妊娠8.9.10ヶ月目の時期のことを妊娠後期と言います。だいぶお腹も大きくなり、お腹の子に会える日が近づいて、楽しみ反面不安でいっぱいな時期です。子どもが生まれると、しばらくは自分の時間を持てません。今のうちに無理のない範囲で楽しみましょう。
また、息をするだけで体重が増えると言われるほど、体重の増加が激しい時期です。食べ過ぎなどで、一気に体重増加してしまいます。バランスの取れた食事と、適度な運動も大切です。
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妊娠10ヶ月に入ると、妊婦健診は毎週になり、毎回NST(ノンストレステスト)を行うことになります。

NSTでは子宮収縮のない状態で、胎児の心拍数を調べて、心臓が正しく動いているか・お産の時のストレスや負荷に胎児が耐えられるのかという診断をします。もしストレスに耐えられなそうなどの異常や不安要素が見つかれば、それに応じて帝王切開の予定を立てたりすることができる大切な診断です。


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初めてのNSTの時に事件は起こりました。

里帰り先では健診に実母が毎回付き添ってくれていたのですが、NSTは40分ほどかかるとのことで、その間駐車場で待っていると実母は席を離れていました。

私はNSTの機械を付けられ、40分暇だな~。本でも読むか、それか軽く寝ても平気だって言ってたから寝るか~。などと考えていました。

NST開始から20分ほど経過した頃でしょうか、看護師さんが慌てて私のところへやってきました。

その手にはなぜか酸素マスクと酸素ボンベ。

「たぬきンさん!大丈夫ですか!?心配しないでね!これ付けて!ゆっくり息しようね!」

 

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慌てている看護師さんを横目に、何が起きたかわからない私。どうやらNST測定中に私の酸素状態が悪くなったのと、子どもの心音が不安定になったことで、急遽酸素を贈る処置がされたのだそうです。

その後、私も子どもも落ち着いたのですが、大事をとって1日管理入院をすることになりました。一晩中NSTを付け、異常がないようなら次の日には退院できるとのことでした。

大慌てで駐車場にいる実母に連絡をし、先生から再度入院に関する説明を受けました。ここまで、切迫流産・妊娠糖尿病・切迫早産などさまざまなことがありましたが、このNST異常での緊急管理入院の時は、自分では息苦しさなど何も自覚症状がないまま、異常があったため入院してください。と言われたことが、とても不安で恐ろしく感じました。


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幸いNST異常は、NST測定中の体制が悪く、血管を圧迫してしまったために一時的に起きた異常とのことで、翌日には無事退院することができました。ただし、大事をとって3日後に再度状態を見るために予定外の健診を行うことになりました。

 

その予定外の健診をした日の夕方、まさかの破水が起こり予定日よりも23日早い出産になるとは、この時は夢にも思っていませんでした。

 

【出産当日】急な破水と早産につづく

 

【妊娠後期】妊娠9ヶ月 里帰り

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【妊娠後期とは】
妊娠8.9.10ヶ月目の時期のことを妊娠後期と言います。だいぶお腹も大きくなり、お腹の子に会える日が近づいて、楽しみ反面不安でいっぱいな時期です。子どもが生まれると、しばらくは自分の時間を持てません。今のうちに無理のない範囲で楽しみましょう。
また、息をするだけで体重が増えると言われるほど、体重の増加が激しい時期です。食べ過ぎなどで、一気に体重増加してしまいます。バランスの取れた食事と、適度な運動も大切です。
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妊娠9ヶ月に入り、里帰りの時期になりました。

長かった髪の毛もばっさりと切って、出産・育児に備えることにしました。

里帰り前、こちらでの最後の健診には主人と一緒に行きました。

妊娠が発覚してから、今までよりも喧嘩が多くなってしまっていた私たち。お腹に子どもを実際に感じて、母になってきている私と、いまだに実感のない主人には、少し子供に対する熱量の違いがあったのだと思います。

妊婦健診のたびに、夫婦揃って健診に来ている人たちが多い地域だったようで、普段産科では私とあと2.3人が1人で健診に来ていて、それ以外のたくさんの人達が夫婦そろって仲睦まじそうに健診に来ていました。それをみて少し羨ましく感じていました。

 

最後の健診に主人に来てもらったのは、里帰り先ではエコーが3Dではなくなること、お腹の中の子どもの成長をしっかりと見てもらいたいということがあったためです。あまり乗り気ではなかった主人ですが、実際に3Dエコーで動いている子を見て、心音を聞いたのがよほど何か感じることがあったのか、とても嬉しそうでした。

 

お腹の子も、主人と一緒に健診に来たのが分かっているのかな?と思うくらいに、いつも以上にしっかりと動いていて、3Dエコーでもはっきり顔を見ることができました。

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里帰り前最後の健診を終え、いよいよ久しぶりに実家で生活することになりました。

冬だったため、少し荷物が多くなってしまいましたが里帰り先には、以下のものを持って帰りました。

  • 母子手帳や里帰り先への紹介状など病院に提出する書類
  • 自分用の印鑑(主人のとは別に普段から使っているしっかりとしたもの)
  • 普段着る洋服(ニットワンピース3枚・パーカー2枚・ジーンズ2枚・パンツ1枚)
  • 出産前まで使う予定の普段の下着(上下セット5組)
  • パジャマ(2組)
  • 子ども用肌着(短肌着・長肌着・コンビ肌着各5枚づつ)
  • 普段使っている化粧品や化粧水などのメイクセット
  • 暇つぶしのためのアイテム(絵をかくのが趣味なためその道具)

洋服はある程度動きやすいものを選びました。(産前・産後どちらも着られるものを選びました。)

子どものものに関しては、出産予定日までに1ヵ月以上もあったため、実家に帰ってから少しづつ必要なものをそろえてくことにしました。

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里帰り後、出産予定の病院で初めての健診。

初回の健診では、この病院での健診の受け方の説明と、普段通りのエコーや内診の健診を受けました。次回からは、病院が総合病院であったこと・妊娠糖尿病あることで、産科と内科両方を受診することになりました。

また妊娠糖尿病に関しては、自宅で血糖値を毎食前・食後2時間値を計測することになり、血糖値測定器を保険購入しました。

(妊娠糖尿病などの病名が付いている場合で、計測が必要であると判断されたときのみ、計測器やセンサーなどが保険購入できるのだそうです。)

 

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私の測定器は「ワンタッチベリオビュー自己検査用測定器」でした。毎回指先に針を刺して、血を出してセンサーにつけると数秒で血糖値を計測することができます。

ただ、同じ指に針を刺しすぎて指が痛くなってしまいました。(刺す指を変えることで、痛みを感じずに測定できるということを随分後になってから知りました。)

ちなみに、刺した針や血の付いたセンサーは家庭ごみとして処理できないので、ペットボトルにまとめて入れて、病院へもっていって処理してもらいました。

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里帰りをして、里帰り先の病院を受診することでいよいよ出産が近づいてきたんだという実感が湧いてきました。子どもに会えるのもとても楽しみで、予定日までとても待ち遠しかったです。

 

【妊娠後期】妊娠10ヶ月へ続く

 

【妊娠後期】妊娠8ヶ月

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【妊娠後期とは】

妊娠8.9.10ヶ月目の時期のことを妊娠後期と言います。だいぶお腹も大きくなり、お腹の子に会える日が近づいて、楽しみ反面不安でいっぱいな時期です。子どもが生まれると、しばらくは自分の時間を持てません。今のうちに無理のない範囲で楽しみましょう。

また、息をするだけで体重が増えると言われるほど、体重の増加が激しい時期です。食べ過ぎなどで、一気に体重増加してしまいます。バランスの取れた食事と、適度な運動も大切です。

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妊娠糖尿病との診断のため、栄養指導を受けに産科へ行った帰りのことでした。

自宅に帰り、指導内容を改めて確認しようと腰かけた瞬間、おりもの?の不快感を感じ、トイレに行くと血の混ざったおりものが付いていました。

妊娠後期とはいえ、妊娠期なにがあるかわかりません。茶色いおりものであれば、古い血が混ざったおりものだと言われていたのですが、この時のおりものはピンクに近い色をしていて、一気に不安になりました。

幸い、通っていた産科がすぐ近所であったため、電話で症状を連絡して再度向かいました。

診察台に上がり、エコーや内診を受け、診断されたのは「切迫早産」でした。

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【切迫早産とは】

早産の可能性が高まりで、赤ちゃんが生まれてしまうかもしれない子宮の出口が開きかけている状態のことを切迫早産と言います。原因としては、細菌の感染が最も多く、他にも、双子の妊娠時、ストレスなども原因の1つと言われています。

  • お腹が張った状態が続き、安静にしても張りが治まらない
  • 張りとともに規則的な痛みを感じる
  • おりものに血が混ざるまたは、明らかに出血している
  • 破水の疑いがある

上記のような症状がある場合、切迫早産である可能性が非常に高くなります。すぐにかかりつけの産科へ受診することをおすすめします。

 

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切迫早産と診断された場合の治療法としては、ウテメリンなどの子宮収縮抑制剤の内服と自宅安静が多く、あまりにも痛みがひどい場合などには入院になる可能性もあります。

私はウテメリンの内服と自宅安静を言い渡されました。ウテメリンは張り止めとしても処方されているお薬で、副作用に手の震えなどが現れることがあります。

実際、ウテメリン7日分処方され、最初の2日間は軽い手の震えがあり、当時の日記を見ると少し文字が震えています。

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2~3日はトイレ以外は絶対安静と言われていたので、布団の中で過ごしました。お腹の張りはウテメリンで治まっているので、落ち着いて過ごすことができました。

しかし、張りが治まっているとはいえ心の中は不安でいっぱいでした。

直前に妊娠糖尿病と診断され、今回の切迫早産。自分自身の体の管理の甘さなどを感じ、ひたすらに自分を責め続けていました。

しかし担当医の先生に「妊娠糖尿病も切迫早産も、完璧に自分自身を管理したとしてもなってしまうこともある。あまりに自分を責め続けてしまうと、それがストレスになって、おなかの赤ちゃんをさらに苦しめてしまうことになるから、あまり責め続けないで、この後生まれるまでの間にしっかりと守ってあげることが大切」と言っていただいて、少し心が軽くなりました。

不安な時に考え事をするとひたすらに、悪い方へ考え込んでしまうタイプのため、先生からの一言で、お腹の子を守れるのは私しかいない!と改めて考えることができました。

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切迫早産の診断から1週間後に妊婦健診があり、産科へ行きました。この1週間、お腹の子の成長が不安で仕方ありませんでしたが、1499gまで成長してくれていました。1週間の安静のお陰か、切迫早産もひとまず落ち着き、無理をしない程度に日常生活を贈ることができるようになりました。

切迫早産が落ち着いた後から、お腹の張りも前ほどひどくなくなり、お腹の子のが動いているのがはっきりと分かるようになってきました。

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【妊娠後期】妊娠9ヶ月へ続く