子育てたぬきン

2018年11月に息子が生まれた新米ママたぬきンの育児記録!

【妊娠中期】妊娠7ヶ月  糖負荷検査と妊娠糖尿病

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【妊娠中期とは】
妊娠5.6.7ヶ月目の時期のことを妊娠中期といいます。殆んどの場合つわりも落ち着き、気分転換に外出などを楽しめるようになります。
しかし、どんどんお腹が大きくなってくる時期でもあります。普段から転倒などに気をつけて過ごしましょう。また、つわりが治まり、食欲が増すことで急激な体重増加に繋がってしまうこともあります。この時期の食欲増加・体重増加は、妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群の原因にもなるので、注意が必要です!
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妊娠初期の時には、出血や貧血があったり、つわりがひどかったのですが、この時期には割と落ち着いていて、妊娠前のようにゆったりと過ごすことができるようになっていました。

しかし、そんな私の油断がこの後の子どもへの負担につながってしまったのです。

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妊娠7ヶ月に入った9月。義父のお店である飲食店で働いていた私は、従業員が増えたことや、仕事を任せられる環境になったことで、産休に入ることになりました。

お腹の子も順調にすくすくと成長していて、タイミングが合うと、3Dエコーでお顔をしっかりと見ることができるようになっていました。

 

そんなある日の妊婦検査の日。その日に血液検査があることをすっかりと忘れていた私は、昼間の温度に勝てずにアイスを食べてしまっていました。

その時の血液検査の内容が「血糖値検査」も含まれていたので、アイスを食べてしまった私はもちろん空腹時の血糖値が高く、アウト!再度精密に検査を行うことになりました。

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ブドウ糖75mg 糖負荷検査

血液検査で再検査が決定して2週間後、妊婦健診とともに再検査である「糖負荷検査」を行うことになりました。

前日21時から食事禁止(お茶・お湯・水はOK)で、朝から半日掛かりの検査を行いました。

糖負荷検査とは、空腹時と糖を摂取した後の血糖値の上昇具合を見る検査のことです。

糖負荷検査の1日の流れ】

  1. 前日21時より何も食べていない状態で、空腹時の血糖値を測るための採血(1回目)
  2. トレーランと呼ばれるブドウ糖のめちゃめちゃ甘いサイダーを1本飲む。
  3. トレーランを飲んで1時間後に「食後1時間血統値」を測るための採血(2回目)
  4. さらに1時間後「食後2時間血糖値」を測るための採血(3回目)
  5. 採血結果待ちで、通常の妊婦健診

個人的にこのトレーランという検査用の甘いサイダーが天敵でした。

そもそも元々炭酸が得意ではない私。空腹時に炭酸系を飲んだせいか、お腹を壊し、採血間の待機中何度トイレに行ったことか・・・。

後から知ったことですが、この時に使う検査用サイダー。微炭酸または炭酸抜きもあるそうです。(この産院にはありませんでした)

 

妊婦健診後、お腹の子はすくすくと無事に成長してました。

しかし「食後2時間血糖値」が基準を超えているため、「妊娠糖尿病」という診断を受けました。

 

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【妊娠糖尿病】

妊娠糖尿病とは、簡単に言うと「妊娠をきっかけに、血糖値が高い状態になった(妊娠前は正常)」ことを言います。

そもそも、妊娠中は血糖値を上げやすいホルモンが分泌されているので、血糖値が上昇しやすい時期でもあります。妊娠中期以降には、インスリンが効きにくい状態にもなるので、さらに血糖値上昇に気を付けなければいけません。

 

体重の急激な増加や、親・兄弟に糖尿病歴がある人がいると、妊娠糖尿病のリスクが高まるそうです。

実は私はこの2つがどちらも当てはまっていました。

妊娠糖尿病は、早産や妊娠高血圧症候群の原因につながり、胎児の巨大児・新生児の低血糖にもつながる恐れがあります。母体にも、胎児にもとても負担がかかる状態になっているのです。また、将来的に糖尿病になるリスクも高まるのだそうです。

 

糖尿病の治療と言えば、「インスリン療法」をイメージする方も多いと思いますが、妊娠糖尿病の場合はまず食事療法から行うのだそうです。あまりにも血糖値が高すぎる場合にのみインスリン療法が必要になります。

 

私は食後2時間血糖値のみが高かったため、食事療法を行うことになりました。

食事療法は、簡単に言えばバランスの良い食事をして体の調子を整えましょう!というのが目的で、妊娠中に必要なエネルギーを損なうことなく、食べすぎや栄養の偏りがないように気をつけなければいけません。

また、妊娠中は非妊娠時よりも少し多めのエネルギーを取る必要があります。しかし、妊娠糖尿病の時はそのエネルギーでは、多すぎることがあります。そのため栄養士さんによる栄養指導が行われます。

 

妊娠糖尿病と診断されて、不安な気持ちでこのブログにたどり着いたかたもいるかもしれません。

私はこの後に妊娠糖尿病が原因かは分かりませんが、早産.低血糖になってしまいました。私の栄養管理が甘かった部分もあったかもしれません。そのため、私の治療法のお話をしても、足りないのではないかと思います。

多くの産科で、栄養士さんと連携して健診を行なっているので、どうしても不安な時は、直接栄養士さんに治療法や食べ方を詳しく組み立てて貰うこともできます。

 

出産を終えた今だから言えますが、本当に不安なことはしつこいくらいに担当医の先生や、保健師さん、栄養士さんに確認するのが一番です。ほかの人が大丈夫だったから、自分もお腹の子もきっと大丈夫と思い込んでしまうのが、一番危険なのではないかと思います。

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【妊娠後期】妊娠8ヶ月へ続く